頭が良くなる方法>うちの子はなぜピアノの練習をしないのか?①
ピアノの練習と学習の習慣の共通点
「うちの子は、ピアノの練習をしないのです。」
という、悩みをもったお母さんは、結構います。
そういうお母さんは、子供が悪いと思っています。
うちの子は、音楽に興味がないのでは?
それなら、やめさせてしまおう。
そういう人を、たくさん見てきました。
何が悪いのか?
どうしたら、練習するようになるか。
その前に考えて頂きたいことがあります。
一番の原因は、子供をほったらかしにしている事です。
ピアノは、習いに行かせたら、
勝手に練習してくれると思っているお母さんは、
結構います。
子供を習わせているのに、自分は、
ピアノに興味がない人、たくさんいます。
自分の憧れだけで、子供に練習を押しつけているのです。
最近は共働きのご家庭も多く、
日々の生活に追われて忙しいのかもしれませんが、
お父さんもお母さんも、ピアノに興味がなく、
会話の中に、音楽がないのに、どうして子どもは、
ひとりで、ピアノに向かうでしょう?
少しでも、ピアノに興味を持ってあげて、
「一緒に練習しよう。」
といってみてください。
「いやー」という子は、わずかです。
「練習しよう。」とさそえば、するはずです。
そうやって、はじめは練習に付き合ってあげることが大切です。
これは習慣づけの練習です。
同じように勉強も付き合ってあげることで、学習の習慣がつきます。
習慣ができれば、大きくなってくるに従い、
自分で、練習するようになるのです。
それもしないで、ひとりで練習しなさい。
と、いきなり練習を押し付けるのは、子供がかわいそうです。
忙しくてそれができないなら。
せめて、「今日はどれだけ弾けた?」
と、興味を持ってあげることです。
オリンピックを見ていても、わかりますが、
選手の親も、同じ競技を昔やっていたという人がほとんどです。
それは、才能の遺伝もありますが、
環境の方が大きい。と感じます。
つまり、子供は、親が興味のあることに、
自然と親しみ、自分も興味を持つようになるものです。
とってつけたように、いきなり、違うことに
興味を持ち出すことは、ごくまれです。
ですから、子供に、ピアノを練習してもらいたい。
と思うのでしたら、まず、親がピアノに興味をもち、
音楽を話題にすることです。
といって、親自体が、急に変わることも難しいでしょう。
あなたは、どれだけ努力できますか?
と、いう事です。
子供も、努力するのですから、親も努力するのは、当然です。
ただし、一緒に練習するときは、
出来ないからと言って、しかってはいけません。
根気強く、見守ってあげてください。