東大生の共通点から見る!頭が良くなる方法

しつけの仕方で頭の良い子に育てる!!

頭が良くなる方法>なぜいじめは起こるのか?

人間の本能と習性

いじめによる自殺のニュースが絶えません。
どうして、学校で、今、こんなにいじめが、起きてしまっているのでしょうか。
色々な原因があると思いますが、
その一つとして、次のようなことが、考えられます。

人間の動物としての本能として、人が集まると、グループを作ろうとする習性があります。
グループでいると安心だからです。
そして、グループが出来ると、リーダー的存在が必ず現れます。
誰かについていくと安心。とい心理が働くからです。

そして、まとまってくると何か、目的をもって活動したくなるものです。
部活が、試合なり、コンクールなり、何か目的をもって活動するのと一緒です。

しかし、ただ集まっただけの集団は、より本能的な活動をしたがります。
それがいじめです。
自分たちと違うもの、弱いものを見つけて行動するのは、
本能に近い動きだと思います。

生き物は、本来生きていくための闘争心を持っています。
平和な世の中にしよう、戦争のない世の中にしよう。
としても、どこかで争いたがっています。

こんな本を読んだことがあります。
新井素子さんの「二分割幽霊奇譚」というマンガのような小説でしたが、
そのストーリーは、地下でもぐらたちに育てられた女の子が、
平和なもぐら帝国を築こうとします。
そのため、ひみずともぐらが戦争や反乱を起こさないように、
催眠術で、彼らの記憶を抜いていました。
ところが、ある時、二分割幽霊になってしまった主人公が、地下のもぐら帝国に落ちてしまい、
偶然でくわしたもぐらに戦争や反乱の意味を教えてしまったことから、
ひみずともぐら戦争が始まってしまいます。
それを鎮めるために、地下帝国に猫を導入したのです。
猫から逃げるためには、もくらもひみずも一致団結するしかありません。
無駄な争いをしている場合ではなくなったのです。

同じように子供たちを勉強で追い詰めない、受験戦争に巻き込まないゆとり教育をしよう。
とした結果、少年犯罪、いじめ、引きこもり、自殺など、
さまざまな問題が起きています。
生き物の本能として、何かに立ち向かっていきたいという気持ちがあるからです。
目的無く、平和に暮らす。
というのが、困難なのではないかと、感じます。

戦時中は、隣近所が助け合って生きてきました。
でも、今は、どんな人が住んでいるかも知らない。
危機的な状況が、人を育ててくれた。
という、皮肉な反面があります。

ゆとり教育をすると、心が豊かになるはずなのに、なぜ問題が起こるのでしょう?
勉強のし過ぎが、子供の心の成長を、妨げていたのなら、ゆとり教育で、
のびのび育った子供たちに、問題が起こるはずは、ないのではないでしょうか。

むしろ、昔のようにしっかり、勉強をさせていた時の方が、問題は少なかった。
ゆとり教育で、子供の心が弱くなり、「生きる力」がない子。
自主性がなく、みんなでくっついていないと、不安になってしまう子供たちが、
増えたのでは?と感じます。

勉強や受験と言った目的が、子供たちの心を強くしていた。
昔の子供たちは、勉強と立ち向かう事で、強い精神を作っていたのではないでしょうか。

「頭のいい子」とは、「生きる力」を持った子供。
自分の考えをもち、しっかりと生きていける子供です。

大人になって社会に出れば、困難な事、理不尽な問題がたくさんあります。
傷つかないように、守られてきた子どもたちは、問題に立ち向かっていく力強さがありません。
ちょっとしたことで、折れてしまいます。

守りすぎることが、子供たちの幸せにつながるとは、限らないのです。
いろんなことに挑戦していく力。
困難なことに立ち向かっていく力が、勉強をすることで生まれます。

だからこそ、今、「頭のいい子」に育てることが、必要になっています。

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