【「頭が良い子」に育てる!しつけ】お母さんあなたは本当に愛情不足ですか?②
【「頭が良い子」に育てる!しつけ①】
■おかあさん、あなたは本当に愛情不足ですか?(その2)本当に愛情不足なのかな?と感じた
人とコミュニケーションの取れない生徒さんの一例の続きです。
私の目から見て、その子は、たぶん脳の障害のせいで、
感情の現れ方が異常で、他人とコミュニケーションが取りにくい状態でしたが、
少し理解力もあまりなかったりするのか、
やはり、普通の子供より、弾くことが難しい面もありました。
ちょっと弾けないと、すぐにじらくったり
泣いたり、くねくねしてまともにイスに座らないので、
一回弾かせるのも大変な状態でした。
するとお母さんが
「一回弾いたら、○○を買ってあげるから」
と、物でつるのです。
物は、チョコだったり、アイスだったり、
おもちゃだったり。
時に応じて、その子の欲しがるものに、変りました。
そうしないと、言う事をきかないみたいでした。
いつも、いつもそんな感じでした。
他の事でも、ものでつっているのかな?と思いました。
その子供は、うまく弾けなかった。
といっては、楽器や楽譜を乱暴に扱ったり、
母親をポンポンたたいてみたり、けったりもしました。
教室の外に追い出すこともありました。
時には、チンピラのような口調で、
「お前が~やれ」と、親を呼びつけることもありました。
しかし、自分が困ってくると、途端に態度を変え、
「お母さん大好き!チュ」と、
甘えて親に抱きついてみたり、キスしてみたり、
映画「エクソシスト」のダミアンを連想しました。
そんな時、お母さんは、
「愛情不足」といって、その子のことを抱きしめました。
「愛情不足かなぁ?」
私には、そんな風には見えませんでした。
むしろ甘やかしすぎでは?
と、思え違和感を感じました。
この、話は次に続きます。