【「頭が良い子」に育てる!しつけ】ダメだしはしっかりと!
【「頭が良い子」に育てる!しつけ⑥】
■ダメだしはしっかりと!小学校の現場にいくと、やたらと人をたたく子を見つけます。
些細なことで、人をたたくのです。
おそらく、彼は、家の中で、「人をたたくこと」
を容認されて来たのです。
「人をたたくこと」がいけないことだと、教えるしつけが、
されなかった結果だと、いう事がわかります。
きっと、小さいとき、人をたたいても、小さいからという理由で、
許されてきたのでしょう。
日本人は、小さいから。という理由だけで、
子供がしてはいけないないこと。
マナー違反をしたり、他人に迷惑をかけても、容認してしまう、
間違った考え方が浸透しているので、取り返しのつかないことになりがちです。
あるお母さんの相談を見ました。
そのお母さんは、息子が物ごころついたときから、
お母さんの顔をたたいていましたが、
たいして痛くないし、かわいいので、笑って許していました。
その息子が、3才になった時、
お兄ちゃんや、お父さんの顔もたたくようになり、
お友達の事も、たたくようになりました。
夫に、相談すると
「男の子は、そのぐらい元気なほうがいい。」
といいますし、
行動を束縛すると、心の成長に影響するのではないかと
思い、しかったり、止めたりする決心がつきませんでした。
多分、学校でお友達をたたく子供は、
このお母さんのように、感じ、のびのびと育てるために、
きちんとしたしつけもされず、
この危険な行為を黙認されてきたのでしょう。
しかし、こういった他人を傷つける行為を
黙認することで、
その子は、心のエネルギーが解放され、
想像力豊かに、育ったでしょうか?
この子は、自分が気に入らないと人をたたく、
自己中心的な人間になっただけです。
もっとエスカレートすると、
大怪我をさせる犯罪にもなりかねません。
「ちいさいから。」
といって、許していると、
とんでもないことになってしまうのです。
小さくてもダメな事は、ダメ。
としっかり、教えることが大切です。
最近は、「親子で嫌な思いをしたくない。」と、友達親子をやり
ビシっと叱れない親が増えています。
が、親と自分、大人と子供が対等な立場であると勘違いして育っ子供は、
「自分が一番偉い。」と勘違いして育ち、
世の中に出て、自分の思いが通じないと、すぐに切れてしまいます。
そして、犯罪に走ったり、引きこもったり。
世の中に適応できない人間に。
こうならない為に、小さいときから、きちんとしたしつけをするという事です。
いいことと、悪いことの判断ができる子供にすることです。
それもできない子供は、けして頭が良くなるはずがありません。