【頭のいい子に育てる・基礎編⑧】勉強や本を好きにする!
親が、興味を興味を示すことに関心を持つ!
うちの子は、勉強しない。本を読まない。一日のうちに、何度「勉強しなさい。」というか、わからない。
という、話を聞きますが、勉強や、本好きにするのは、簡単です。
うちの子は、ピアノを練習しない。
というのも、簡単に解決する方法があります。
子供は、親のすることをよく観察していて、言葉遣いや。しぐさなど、
些細な事を真似をします。
親のすることに、興味を持ち、真似をしたがります。
オリンピックなどのスポーツ選手の親が、同じ種目の選手だったりするのを見て、
「カエルの子は、カエル」だ、思われることも多い思います。
が、これは、遺伝的に才能があるのは、当然だと、思われるかもしれませんが、
それだの理由ではありません。
勿論運動神経が優れているという、遺伝もあるかもしれませんが、
殆どは、「おとうさんや、おかあさんが、やっているから、自分もやってみたい。」
という、親のやることに興味を持った結果です。
それほどまでに、親の影響は、大きいという事です。
台所仕事や、日常の生活まで、子供は親がやっていることに興味をもち、
面白そうだと感じています。
親が、興味を持ってやっている事ならなおさら、
興味を示し、「自分もやってみたい。」と思うのです。
ですから、「勉強しなさい。」と、怒鳴るより、
本を広げて、読んでみてください。
子供も、そんなに面白いのなら、自分も読んでみたい。
と、思うはずです。
ピアノも同じです。
音楽に興味があるから、自分もやってみたい。
と、思うのであって、まったく親が興味がないのに、練習するはずがありません。
動機として、お友達が、やっているのを見て、「やりたい」と思うかもしれませんが、
毎日根気強く、練習という段階になると、
やはり、親がまったく音楽やピアノに興味がない家庭では、
子供は、めげてしまいます。
勉強も読書も、ピアノも人から「やりなさい。」と指図されてやるのは、
やる気を失う原因になるだけでなく、悪いイメージが残ります。
勉強をしたくないのは、難しくて内容がわからないせいもしれません。
簡単にできる事から、始めれば、理解でき、
わかるようになれば、自信もついて、もっとやりたいと思ってくるはずです。
そのためにも、低学年のうちは、親が勉強に付き合い、
さじ加減をはかる必要があります。
一卵性双生児の調査をしたところ、家庭の事情で別々に育った場合、
体質や背格好、好みは育つ環境が違っても、余程の栄養状態の違いがない限り、
別々に育っても、殆ど同じでした。
しかし、学力は環境によって、大きく差がついたという、追跡結果が出ています。
つまり、学力は、生まれではなく、育て方や環境に影響を受けるのです。
あなたの子供を「頭かいい子」に育てるかは、親の采配にかかっています。