【「頭が良い子」に育てる!しつけ】我慢は、子供の成長を妨げるのか?②
【「頭が良い子」に育てる!しつけ⑤】
■がまんは、子供の成長を妨げるのか?(その2)子供を型にはめ込むと、
のびのびと育たなくなり、自分の持っている
才能を伸ばせなくなってしまう。
そういう間違った思い込みが日本の社会には、
はびこっています。
そのため、
「子供に、やりたいことをやらせましょう。」
「うちの幼稚園では、子供のやりたい事をさせて、
才能を伸ばしています」
と言う言葉が、お母さんたちの心をつかんだりします。
しかし、本当にやりたいことを好き勝手にやらせていると、
のびのび育ち才能豊かになるのでしょうか?
例えばです。
ピアノを弾くには、テクニックが必要ですが、
好き勝手に、弾かせていたら、
のびのびと育ち、才能豊かなピアニストが
たくさん生まれるでしょうか?
やりたいように踊っていれば、
バレリーナは、トゥシューズで立てるようになりますか?
ピアノを弾くための、型にはまった、
テクニックは、どんなことがあっても
私は、きっちり教えます。
きちんとしたテクニックがあるから、
自由な表現が出来るのです。
好きなものだけ弾いていた、
めちゃめちゃな指で、ショパンや
リストが弾けるようになるはずがありません。
真央ちゃんは、スケートがうまくなるように基礎が大事だといっています。
基礎は、やってもやっても、これでいいという状態にならない。
とも言っています。
どんなジャンルでも、才能のある人ほど基礎を大事にし
型にはまることの意味を知っています。
【しつけはよりよく生きるための基礎】
「やりたいことたげをやらせてきた」のか
体験レッスンで、ちょっとした指練習をしただけで、
逃げ出してしまったり、
まったく、人のいう事を聞けない子が、
最近とても多くなっています。
ピアノは、嫌なら逃げ出せますが、
社会からは、逃げだせません。
世の中で、うまく生きていくには、
それなりのテクニックが必要でしょう。
そのためには、きちんとしたしつけがされ、
まずは、「我慢」が出来ることが必要です。
それがよりよく生きていくための基礎です。
基礎ができてからこそ、自由が見えてくるのです。
不思議なことに、「我慢」が出来る
しつけが出来た子は、「ピアノのトレーニング」
でさえ、楽しめるこつを知っています。
もっと、難しいことをやりたがります。
きちんとできた時、「ほめてあげる」。
そうすれば、厳しいしつけをしてもけして
「愛情不足」になど、けしてなったりしません。
頭が良い子、才能豊かな子に育てるためには、きちんとしたしつけが必要です。