東大生の共通点から見る!頭が良くなる方法

しつけの仕方で頭の良い子に育てる!!

【お父さんの役割①】気迫をもってしかる!

優しいだけのお父さん

「頭のいい子」の家庭の共通点に、「頭のいい子」の親は、父と母の役割分担が出来ている!
というのがありましたが、「頭のいい子」に育てるには、
お父さんとお母さんの関係が良く、お父さんはお父さんの役割を
きっちりと、果たしていることが、大切です。

父親の影が薄い、家庭で、家庭内暴力やひきこもりなど問題のある子が育つことでも、
お父さんが、父親の役割をしっかり、果たすことがいかに大事かがわかります。

中でも、「頭のいい」生きる力を持った子供に育てるには、
お父さんが男の強さを見せることは、大切な役割です。

お父さんが、優しすぎるとどうなるのか、
子どもになめられてしまったお父さんの例をあげてみます。
そして、そういう子供がどんなふうに育っているかも、みてみます。

最近のお父さんは、とても子煩悩で、ピアノのレッスンにもついてきて、
家でも、子供たちとレッスンで習った曲など、一緒に聴いたり
練習に付き合ったりされている方が、増えています。

お父さんがレッスンについてくることは、
子供が音楽に興味を持つ環境が整い、とてもよいことです。
勉強においても、お父さんと子供が、話しながら学習をすることは、
とても効果的なことです。

しかし、気になることがひとつあるのです。
ある子供は、大変行儀が悪く、ピアノの椅子にきちんと座って
弾くことができません。
何度も、注意するのですが、何年たっても、直りません。
同じくらいに、人の話を真面目に聞くことができず、
音の間違いなど、何度も注意をしても、まったく直す気がないので、
上達しません。

見ていると、子供の態度が悪いとき、お父さんはちょっと戒める程度で、
ぴしっと叱りません。
時には、「おまえ」とか、平気で子供に言われ、それも許しています。
私の方が、「お父さんに対して、なんていう口のきき方をしているの!」
と叱る有様です。
たぶん、家でも、こんな感じで、ぴしっと叱られていないのかな。
と、感じます。

優しいお父さんが増え、育児参加をすることは、とてもいいことです。
しかし、いざというとき、「ドカン」と雷が落ちたような、父親の貫録で、
子供たちをしかることは、とても重要だと思います。
悪いことは悪いと、絶対的にいう事を聞かせることは、大切です。

大人と子供は、違うという事を、しっかりと示さなければ、いけません。
「子供は、大人のいう事を聞く。」
同じレベルでないことを、教え込まなければ、いけません。

で、ないと子供は、大人を甘く見下し、
少々のことがあってもいう事を聞かなくなってしまいます。
悪い事をしても、反省しなくなります。
それだけでなく、「人の話を聞く」ことの大切さが、
わからなずに育ってしまいます。

先ほどの「椅子にきちんと座れない子」のように、
基本的なしつけが、出来てないと、子供は、
自分が、一番偉い。という錯覚をしてしまいます。

こういう子は、ひとにものを教えてもらっても、素直に受けいけられず、
結局は、自分の能力を伸ばせなくなるばかりでなく、
世の中に出たとき、自分のわがままが通らないからと、
好きだった子を傷つけたり、むしゃくしゃしたからと、人を刺したり、
犯罪者にも、なりかねないのです。

子供が自立して育つためには、お父さんの父親としての、威厳が大切です。
これは、「頭のいい子」に育てる以前の問題です。

大人をみくびったり、自分のしたい様にふるまい、
きちんとしたしつけのできていない子は、絶対に「頭のいい」
「生きる力」をもった子には、育ちません。

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