【お父さんの役割②】働くお父さんを見せる!
お父さんの働く姿に存在感
「頭のいい子」の家庭の共通点に、「頭のいい子」の親は、父と母の役割分担が出来ている!というのがありましたが、「頭のいい子」に育てるには、
お父さんとお母さんの関係が良く、お父さんはお父さんの役割を
きっちりと、果たしていることが、大切です。
家庭内暴力やひきこもり、自傷行為、いじめなど、子供に問題がある場合、
お父さんの「存在感が薄い」という共通点があることが、わかっています。
お父さんは、仕事が忙しく、朝早くに出かけて、夜遅く帰ってきて、
子供たちに接する時間が持てないせいで、影が薄くなっているのかもしれません。
又、休日も疲れて、ずっと寝ている。
ごろごろして、テレビばかり見ている。のかもしれません。
こういう姿を見ると、子供は、お父さんはいつもだらしない。
と、思ってしまいます。
尊敬できなくなってしまいます。
家では、お母さんがお父さんの悪口ばかり、言ってれば、
子供も、一緒にばかにし始めてしまいます。
そのまま、大きくなると、父親を見下し、大人を馬鹿にし、
大きくなっていくことに、夢を感じなくなってしまうのです。
お父さんには、子供のあこがれてあるべきなのです。
尊敬できる存在であるべきです。
子供たちに、ぜひ会社で、頑張って働いている姿を見せてあげてください。
それが出来なければ、どんな仕事をしているのか、話してあげてください。
内容がわからなくなても、仕事の大変さや難しさ、その中で頑張って働いている
お父さんに子供なりの理解を示すはずです。
ある家庭内暴力をふるっていた少年は、お父さんの働く姿を見て、
態度が変わったといいます。
彼のお父さんは大工さんでした。
お父さんの力強く働く姿を見て、自分も大工になりたいと今は頑張っているそうです。
「人は、どうして働かなければならないのか。」
「どうして、勉強しなければならないのか。」
言葉で説明するよりも、真剣に取り組む大人の姿を見せることが、
大切です。
ぜひ、お父さんは、子供の憧れ存在であってください。