【お母さんの役割④】お父さんをたてる!
お父さんの存在感
「頭のいい子」の家庭の共通点に、「頭のいい子」の親は、父と母の役割分担が出来ている!というのがありましたが、「頭のいい子」に育てるには、
お父さんとお母さんの関係が良く、お母さんはお母さんの役割を
きっちりと、果たしていることが、大切です。
子供たちの前で、お父さんの悪口をいったり、
愚痴をこぼすお母さんは、たくさんいます。
しかし、それを聞いて育った子供は、
お父さんの事を尊敬できなくなるばかりか、
子供の人格形成に、歪みができ、良くない影響を与えてしまいます。
多少の不満があっても、子供たちの成長のため、
賢い母親になり、お父さんを立てて、父親の偉大さを
演出する必要があります。
そのために、お父さんがいないところで、悪口を言うのではなく、
褒めてください。
子供の前では、お父さんの事をたくさん褒めるようにしてください。
すると、子供は、お父さんはすごい人だと尊敬します。
お父さんのような人間になりたい。
と、将来に希望を持ちながら、大きくなれます。
ごれは、絶対に必要な事です。
親を尊敬できずに育った子供は、自分を見失い、非行に走ったり、
自分の存在を認められず、自分を傷つけたり、
精神的に不安定になってしまうからです。
「生きる意味」を感じなければ、「生きる力」をもった人間には、育ちません。
子供の後々の人生にまで、影響を与えます。
それでなくても、非行や家庭内暴力引きこもりなど、
問題のある子供の家庭に、お父さんの存在感が薄いという共通点が挙げられています。
(参考)父親の存在感がない!
お父さんの存在感を示すために、仕事で、お父さんの帰りが遅いうちでは、
夕食を一緒に食べる機会が、少なくなりますが、
それでも、お父さんの存在をアピールします。
お父さんの席をいいところに決め、いないときもそこは開けておきます。
そして、お父さんのおかずを必ず、きちんととっておきます。
魚の尾頭付きなどは、必ず、お父さんに一番いいところを最初に残し、
そのことを子供たちに、アピールします。
お父さんが、いないからと言って、
「お父さんの分も食べていいよ。」といって、食べてしまわないことです。
これは、子供にお父さんをぞんざいに扱ってもいい。
と言っているのと同じです。
又、何か頂き物をもらったら、お父さんが見てから食べる。
お父さんがいいといってからしか食べてはだめ。
と、言う風にします。
こうすると、お父さんは、いなくても偉いんだという事を、子供に教えられます。
お父さんも、こんな風に、扱われると、悪い気はしません。
家長として、しっかりしなければと、思うようになり、家族を大切にしてくれるようになります。
男も子供と一緒です。単純なのです。
上手に夫をよいしょし、家庭を丸く収めるのは、お母さんの賢さです。