【お母さんの役割②】子供の叱り方!
叱るときは、本気で!
「頭のいい子」の家庭の共通点に、「頭のいい子」の親は、父と母の役割分担が出来ている!というのがありましたが、「頭のいい子」に育てるには、
お父さんとお母さんの関係が良く、お母さんはお母さんの役割を
きっちりと、果たしていることが、大切です。
子供が、悪いことをしたときに、ピシっと叱ることは大切ですが、
お父さんの叱り方と、お母さんの叱り方は違います。
お父さんは、普段はあまり叱らず、細かい事にはこだわらないで、
どうしても抑えておかなければいけないときに、ドカンと強く
雷のようにおとするで、効果てきめんです。
一方、お母さんは、いつも子供たちを見ているので、
細かい事にもいちいち、注意しなければいけません。
気を付けなければ、ただ口うるさく、感情をぶつけているだけで、
「またか」と、子供たちに思われ、何の効果もない。
という事に、なってしまう事です。
お母さんが叱るときも厳しさは必要ですが、ぜひ次の事に気を付けて叱ってください。
まず、叱るときは、気合を入れて真剣に叱ります。
子供が、いい訳や、ちゃちをいれて、気をそらそうとしても、
流されてはいけません。
叱るときは、テレビを消して、集中します。
他の兄弟、姉妹がいる場合は、いない場所に連れて行って、
一対一で、目を見て、しっかり叱ります。
子供が反省したら、そこでおしまいです。
よく、叱った後も尾を引いてしまい、
子供が気を取り戻して話しかけているのに、怖い顔をして、
返事をしてしまう事がありますが、それはやめましょう。
子供も、十分反省しているのです。
済んだことを引きずってはいけません。
繰り返しますが、叱るときは、本気で気合を入れて叱りましょう。
お父さんと一緒で、本気で叱れないお母さんもふえています。
子供に、なめられてしまわないことは、
その子の、人格形成に影響し、人の話を聞く力、
人の話を聞く注意力、自立心。
そこから始まり、ついには、学力まで影響していくのです。
大人をバカにし、尊敬することが、出来ない子供にしてしまうと、
「世の中で自分が一番偉い。」と勘違いしてしまい、
人の話を聞けない人間に育ちます。
人の話を聞けない子供は、成長しません。
(参考)大人をバカにするという事!
「考える力」をもった頭のいい子に育てるには、
叱り方も、とても大切な要素となります。