【「頭が良い子」に育てる!しつけ】厳しさとやさしさとを使い分ける!
【「頭が良い子」に育てる!しつけ⑩】
■頭がいい子の親は、厳しさとやさしさとを使い分ける頭がいい子の親は、厳しさとやさしさとを使い分けることができます。
C子さんは、子供の時、お母さんに厳しく
箸の持ち方を教えられました。
スプーンから箸に変る時、なれない箸でもちながら
食べる経験は、誰もがしています。
そのとき、口に運べさえすれば、何でもいい。
と、しつけをされなかった子供は、
大人になっても、変なもち方をしているのを見かけます。
これは、人の話を聞けない子供にも、共通している甘やかしにもつながります。
C子さんの、お母さんは、自分の子供は、
そんな風には絶対にしたくない。
箸の持ち方が美しい女性になって欲しい。
と、信念をもって、C子さんに箸の持ち方を教えました。
始めは、豆を右から左に、それが出来るようになると、
今度は、ビー玉、おはじき。
と、毎日毎日、続けられました。
C子さんは、お母さんがとても厳しいので、
途中で何度も、泣きそうになったり、
止めてしまいたいと、思いましたが、頑張りとうし、
ついに、きちんと箸を持てるようになりました。
C子さんが、最後まで頑張れたのは、お母さんが、
出来ると、とてもほめてくれたから。
だといいます。
今でも、あの喜びは、忘れないといいます。
(これは、頭の良い子の共通点のひとつです。)
C子さんは、何か辛いことに出会ったり、
難しい事にぶつかった時、このときの事を、
この時の出来たという、自信が思い出され、
頑張れるようになったといいます。
この厳しいしつけで、忍耐力が、養われたわけです。
これは、
【「出来る子」「頭の良い子」の親の共通点】
■「頭がいい子」の親は、厳しさとやさしさを使い分ける!
■「頭がいい子」の親は、甘やかすことと、ほめることの違いを知っている!
に共通します。
この様に、今の教育は、厳しくすることがいけないことのように扱われ、
きちんとするべきことをないがしろにし、甘やかしてしまいます。
そこには、厳しくすると、嫌になってしまうのではないか。という迷いから、
出来なくても許してしまう。ことにあります。
信念をもって接していれば、厳しくすることは決してマイナスには、働きません。
頭が良い子の親は、そういった、厳しくするタイミングと、
褒めるときのタイミングを良く知っています。