【頭のいい子に育てる・基礎編⑥】お金の管理を教える!
お小遣いで、金銭感覚を身に着けさせる
お金の管理能力があるかという事は、生きていくうえでとても重要な能力です。しかし、学校の授業では、全く教えてくれません。
子供のうちに、限られたお金をどう使い困らずに生活していくか。
という勉強をしっかりしておかないと、大変なことになってしまいます。
お金にだらしない人は、周りがどんなに注意しても直りません。
子供のころから、しっかりとした、金銭感覚を身に着けさせることは、
とても重要です。
金銭管理のできない人は、自立できていない人です。
こういう人は、簡単に人を頼り、周りの人も巻き込んでしまいます。
自分の人生もだめにし、人の人生までもだめにしてしまうのです。
自分の子供を、このどちらにもしては、いけません。
あるとき、新聞を読んでいたら、こんなエッセイがのっていました。
その人は、小学校にあがったら、お小遣いを500円もらえ、
学年が上がるごとに、毎年500円ずつ増えていく約束を親としていたそうです。
最初の一年は、毎月500円で好きなものを買いました。
二年生になると、500円硬貨を二枚渡され、500円は好きなように使いなさい。
でももう一枚は、使わずにためて、何か大切な時に役立てなさい。
と言われたそうです。
そして、三年になった時、500円は自由に使い。
もう500円はためることになっていましたが、
さらに増えた500円はこんな風に言って渡されたそうです。
「この500円は、どうするか、自分で考えなさい。使ってしまうのもいいけど、
ためておくと、500円では買えないけどほしいものが買えるようになるよ。」
そういって、お金を渡された子供は、しっかりとお金の使い道を考え、
管理していったに違いありません。
これを読んで、なんて素敵なご両親なんだろうと、
私は感動しました。
ここで、この親御さんは、お金の管理だけでなく、
自分の意志や考える事を教えているのです。
ちゃんと、お金の管理の仕方を教え、なおかつ、考える力を付けています。
お金を上手に使えば、、楽しむ事も出来るけど、
人を喜ばせることもできる。
その子は、知恵を働かせ、有意義なお金の使い方を考えたでしょうし、
勉強や他の事でも、自分で考え、道を開いていく、自立した大人に育ったはずです。