【頭のいい子に育てる・基礎編①】生活のけじめをしっかり教える!
「頭のいい子」はしつけが出来ている!
「頭がいい子の共通点」に、頭のいい子は、しつけがしっかりできている!(参考)「頭のいい子」はしつけが出来ている!
というのがありましたが、頭のいい子たちは、挨拶もきちんとできますし、
人の話もちゃんと聞け、受け答えもきちんとできます。
子供が非行に走った時、真っ先に現れるのが、服装や生活の乱れです。
小さいころから、きちんとした生活が出来るように、
しつけていっていれば、非行も防げる問題なのかもしれません。
だらしない格好をして、どこでも座り込んで、ファーストフードを食べ、
ゴミをポイ捨てする若者を見かけますが、
どこにでも座っていいことにする。
ジャージやパジャマで街中をうろつくのも、いいことにしてしまえば、楽です。
しかし、これは人間としての羞恥心をすてています。
これは、完全なあまえの現れなのです。
教室に入ってきたら、あいさつをする。
きちんとして椅子にすわる。
その場に合わせて、言葉の使い分けができる。
たとえば、先生に対する、言葉遣い。お母さんに対する言葉づかい。
靴がきちんとそろえられるか。
洋服がたためるか。
そういう、生活の一つ一つが、実は「向上心」や、
「自分で考える力」に結びついています。
今は、どういう返事をすればいいのか。
「うん」ていいのか、「はい」でなければならないのか?
と考えさせていれば、考える習慣につながります。
洋服のたたみ方でも、どうやってたためば、もっときれいに
早くたためるか。
工夫していくでしょう。
そういった、些細な事が、学習への意欲につながっています。
ピアノを習っている子供たちを見ても、まずあいさつができない子、
椅子にきちんと座れない子は、いろんな為になるアドバスをしても、
聞き流し、毎回同じ注意をされても、直りません。
それは、小さいころから、注意をされていないので、
直していく。という、習慣がないのだと思います。
又、とても他力本願で、自分で音符を読もうという意欲がない子は、
この子は、ずっとボタンも自分で止めていなかったのではないか?と
感じることがあります。
たぶん、学校の勉強においても同じようなことが、言えると思います。
「頭のいい子」に育てるには、「自分で考える力」が必要です。
「自分で何かをやろう!」「やりたい!」という気持ちを作ることが大切です。
その力は、小さいときからの、生活のけじめをきちんとする。
習慣から生まれます。
そして、親は、出来るまで、あきらめず、何度でも繰り返し、
厳しくしつけることが、大切です。