【頭のいい子に育てる・基礎編⑬】知的好奇心を育てる!
上手にほめる!
「頭のいい子」の共通点として、知的好奇心が旺盛という事がいえます。「何かを知りたい。」「何かを知った時に嬉しい」と感じる気持ちを持っています。
勉強することで、知らなかったことを知る。
出来なかったことができるようになる。
といった、喜びを、小さいときに十分教えていると、知的好奇心は育ちます。
頭のいい子の共通点に、「頭のいい子は褒められるのが好き。
「頭のいい子は、ピアノが上手」という、共通点があるのは、そのためです。
「頭のいい子」はほめられることが大好き!
「頭の良い子」はピアノが上手!!
みんなにおいしいたこ焼きを食べさせたいA子ちゃんは、
家族に「おいしい」と褒められると、もっとおいしいたこ焼きを作ろうと、
努力をかさねました。
家の中に「頭が良くなる」材料はある!
お母さんに、お花の水やりを頼まれた、4歳の女の子は、
お母さんに褒められたい。一人前と認められたい一心で、
毎日、お手伝いをしました。
お母さん、お手伝いさせてますか?
もし、時間がかかってしまう。と、洋服のボタンや、靴をはくことなど、
自分でやるべきことを、周りがいつまでもやってあげていると、
自分でしようという、意志が育たず、他人を頼る癖がついてしまい、
知的好奇心を育つ時期を逃してしまいます。
ピアノが上手な子は、知的好奇心が十分に育っているので、
難しい音符や、難曲でも、向かっていく力や気持ちがあります。
それで結果として、上手になるのだと思います。
難しい楽譜でも「読んでやろう!」という意欲があるからです。
「知的好奇心」のない子供は、いくら促しても、練習をせず、上達しないのです。
「やってやろう!」という意欲がありません。
誰かが何とかしてくれる。
出来なくても、何とかなる。
この様な姿勢は、生きる力が弱い。といえます。
同じことが勉強でも言えます。
親に、上手にほめられながら育った子供。
単純なおもちゃで、考えながら遊んだ子供。
親子で一緒に自然の中の虫を追いかけたり、
星を眺めたり、子供の数だけ、好奇心があり、それを伸ばすチャンスはたくさんあります。
勉強の中でも、100マス計算などで、遊びながら、勉強すれば、
子供のやる気は伸びます。
。
しかし、もっと早い時期に子供は、「したい」「やりたい」
と言っているはずです。
それは、単純な日常生活の中で、親がやっているなんでもない行為、
掃除、洗濯、もしかしたらもっと単純な作業に
小さな子供は、興味を示し、「やってみたい」と思っているはずです。
そのしぐさを見逃さず、例え二度手間になったり時間がかかっても、
やらせてあげる。
ここからのスタートで、子供のやる気は、伸びます。
「したい」「やりたい」という好奇心ら、やる気を伸ばすことで、
知的好奇心が、伸びます。
知的好奇心の目覚めは早く、小学校に上がってから手を打ったのでは遅いと、
生徒たちの様子を見ていて、私は感じています。
知的好奇心が、育っているかいないかで、その後の学習成果、
その後の人生が大きく変わることは、明らかです。
どうか、小さい時、子供が「やりたい」という意思をみせたら、
どんどんやらせてあげてください。