頭が良くなる方法>「頭がいい子」の親は、勉強の答えではなくプロセスを教える!
【「出来る子」「頭が良い子」の親の共通点⑤】
■「頭がいい子」の親は、勉強の答えではなくプロセスを教える!
Mちゃんは、小学校に上がると、学校の宿題で、
漢字のプリントをもって帰る様になりました。
Mちゃんは、わからない漢字があると、
お母さんにすぐに
「教えて」と、聞いていました。
お母さんは、あるとき、そんなMちゃんに
一冊の辞書を渡しました。
それは、小学生用の「漢和辞典」でした。
お母さんは、「これで調べてごらん。」
といいました。
Mちゃんが、辞書を開いて調べてみると、ひとつひとつの漢字の下に、
面白い形の図形が載っていました。
「漢字のできるまで」を表した図です。
目という漢字には、本物の目が書かれていました。
「面白い!」
Mちゃんは、その図を夢中なって見るようになりました。
お母さんが「人という字は、必ず月がつくのよ。」
といいました。
「ほんとだ!」
ますますMちゃんは、漢字の虜になりました。
このように、大人がすぐに教えてあげることは、
簡単ですが、自分で見つけることの楽しさを
教えると、子供は、どんどん自分で、
世界を広げていってくれるようになります。
自分でさせる。という事は、かえって二度手間になり、
めんどくさいこともありますが、
頭がいい親は、そこで、手を抜いたりしません。
子供が、はさみを使い始めたときは、けがをしないように見ている。
粉をはかるときは、こぼして掃除をしないといけない。
など、手間がかかることは、ありますが、
子供は、そこで知的好奇心を伸ばしています。
ぜひ、面倒がらず、見守ってあげてください。
それが、頭が良い子を育てていく、大切な過程となります。