【頭のいい子に育てる・勉強編②】適期教育が勉強のできる子に!
適期教育の必要性
頭のいい勉強のできる子に育てるには、親の力が重要です。その理由の一つに、適期教育をする必要があるからです。
音楽教育においても、適期教育をすることは、その子の才能を伸ばすうえで、
とても大切な要素です。
子供は、その成長過程において、脳の発達が違い、
脳の成長過程に合わせて、伸びる要素を与えることで、
能力を伸ばす事が出来るのです。
音楽を例に挙げてみると、ピアノを上手に弾けるようになるために、
まずは、楽譜が読めるようにならなくてはいけない。
と、大人は思います。
しかし、小学校に上がる前の子供にとって、楽譜を読むことは、
大変な苦痛です。
大人は、五線の線の上と線の間をかわりばんこに読めばいい。
とても簡単な事だと、思いますが、小さい子には、それが理解できません。
考える能力がまだ、発達していないからです。
ならば、音符が読めないから弾けないか、というとそうではありません。
学校に上がる前の小さい子供は、耳から入ってきた情報を覚え、
真似をする能力が、とても発達しています。
耳から覚えさせれば、どんどん弾けて行ってしまうのです。
これが、音符を読ませることだけに執着していると、
せっかく持っている能力を引き出せない、結果となってしまうのです。
勉強もこれと同じです。
小さい子供は、考えなければいけない学習は苦手です。
しかし、耳から聞いたことは、すぐに覚えてしまう。
という、特性があるので、いろいろな事を覚えさせる事ことが出来ます。
時々、テレビで天才幼児と言って、車や地図など、覚えている子がいますが、
まさに、典型的な例です。
この様に、文字でも、数字でも、ゲーム感覚で覚えさせていきます。
こうして幼いころに、丸暗記させてデータベースを作ることで、
後々、考える力が育っていくときに、役立っていきます。
この様に、学校に上がる前に、適期教育ができるのは、
親のあなたしか、いません。
うちの保護者の方には、いろいろな教育方針の方がいらっしゃいます。
その教育方針をとやかく言う事は、しません。
しかし、見ていて、せっかくの能力をつぶしているのではないかな。
と、思う事が時々あります。
あるお母さんは、子供のピアノの練習について、
「あまり口出しをするのも、どうかと思って。」と、おっしゃいます。
自主性を重んじられている教育方針です。
とても、やさいしい、いいお母様です。
しかし、私の目から見て、おかあさんがもう少し言ってやったら、
この子は力を伸ばせるのに。と、感じます。
なぜなら、自由にされているので、練習をあまりせず、
曲を仕上げる速度が、とても遅く、普通の子の倍以上かかっているからです。
せっかく、伸びる時期に、やらないで、
この遅れが、後々にまで、響くことはまちがいありません。
勉強もこれとおなしで、やらないなら、やらせないと、後で後悔しても遅いのです。
やるのは、今なのです!