【頭のいい子に育てる・勉強編④】基礎学習の定着が大切!
何事も基礎が大切
何事も基本が大事たと感じています。基礎ができているから、発展や展開があり、難しいこともできるようになるのです。
スケートの浅田真央選手も、基礎が大事だといっています。
力のある人ほど、基礎を大切さを知っており、
おろそかにしません。
ピアノも、基礎が大切です。
私は、指練習やトレーニングを大切にしています。
ところが、これらは、地味で、毎日こつこつやっても、
目に見えて上達するものではありませんし、
面白さは、なかなかわかりません。
どうせ、ピアノの専門家になるわけではないので、
つまらない指練習なんさせても練習しないのだから、
子供が、練習しそうな楽しいそうな曲だけ、与えていればいい。
練習しないものを与えるよりも、なんでもいいから、
練習するものを与えた方がいい。
という考えが浸透し、きちんとした基礎トレーニングのテキストを使わない
教室が増えているように感じます。
しかし、お菓子ばかり食べて、きちんと成長できないように、
基礎づくりをしなかった人には、ピアノの良さや、
クラシック音楽の良さは理解できません。
ある程度、大きくなって、有名な曲が弾きたいといても、
基礎づくりをしていないので、指は動かず、残念なことになってしまうのです。
同じことが、勉強でも言えると思います。
小学校で習う勉強は、基礎学習です。
特に低学年のころの学習は、基礎中の基礎です。
そこが、おろそかになっていると、先の勉強を理解するのが、
難しくなってきます。
例えば、九九をきちんと覚えないで、小学校を卒業してしまうと、
その後の数学の問題が解けないのは、言うまでもありません。
逆に、基礎がしっかりしているから、これから先、
どんどん゛難しくなっていっても、
理解して、得力がついていくのです。
なんでも吸収してしまう、覚える力がある小学校低学年の時期に、
読み書きや単純計算などの基礎をしっかりやり、
覚えられることは、覚えさせる。
この時期の学習の完成度によって、それから先の能力が
決まるといっても、過言ではないからです。
この様な、早期の教育は、子供たちの脳を育て、勉強好きにさせ、
「頭のいい子」に育つ確率が高くなります。
やる気を育て、自信を付けることができます。
そのために、親の努力が必要なことは、言うまでもありません。